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<気仙沼つばきマラソン>鈴木(宮城石巻RC)初V 一般男子ハーフ

一般男子ハーフで圧勝した鈴木

◎五十嵐(宮城登米市民病院)独走 一般女子ハーフ

 第36回河北新報気仙沼つばきマラソン(河北新報社、気仙沼市など主催)が31日、気仙沼市大島の大島小・中学校前を発着とするコースであり、男女20種目で争われた。ハーフマラソンは本土と島を結ぶ気仙沼大島大橋(7日開通)を走る特設コースを使用。一般男子は鈴木拓樹(宮城・石巻RC)が1時間12分16秒で、一般女子は五十嵐妙子(宮城・登米市民病院)が1時間26分58秒でそれぞれ初優勝を飾った。

 【経過】一般男子ハーフは鈴木が序盤から1キロ3分10秒のペースで快走し、後続を引き離した。アップダウンのコースでも安定した走りを見せ、2位遠藤(石巻RC)に10分1秒の大差をつけた。
 一般女子ハーフはスタートから五十嵐が抜け出した。途中ペースを緩めることなく独走態勢に。2位に11分2秒の差で圧勝した。2位は鈴木(仙台市)だった。

◎スタートから一気「格別」直前の結婚に花

 人生の転機に、自らの優勝で花を添えた。ハーフ一般男子は鈴木が初優勝。大会3日前に婚姻届を出し、気仙沼に移り住んだのは大会前日。「格別の思い。良い記念になった」と喜びに浸った。
 スタートと同時に一気に飛び出した。気仙沼大島大橋を先頭で渡ろうとピッチを上げ、海を見下ろす景色を独り占め。「最後まで余裕があった」と話す会心のレースだった。
 宮城県利府町出身。宮城・東北高で長距離種目に打ち込み、帝京大へ進んだ。箱根駅伝を目指したが、貧血や故障のため1年生でマネジャーに転向。「卒業したら自由に走ろう」との思いで4年間を過ごした。
 練習は週6日、ポイント練習とジョグで1日15〜20キロを走る。長年の地道な積み重ねが実り、昨年は5000メートルで自己ベストをマークし、仙台国際ハーフマラソン一般の部も初制覇。6位が最高だったつばきマラソンも最高成績を収めた。
 「走ることは生涯スポーツ。次は仙台国際ハーフで70分切りを目指し、つばきマラソンも連覇したい」
 気仙沼市出身の妻理紗さん(25)との結婚を機に姓が横田から鈴木に変わり、新年度から市嘱託職員として気仙沼で新たなスタートを切る。「仕事は林業。復興と発展に貢献する」。やる気に満ちあふれている。28歳、166センチ、55キロ。
(岩崎泰之)


2019年04月01日月曜日


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