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大熊ICが開通 常磐道に新設 現地で式典

関係者がテープカットし、常磐道大熊ICの開通を祝った=31日午前、福島県大熊町野上

 福島県大熊町の常磐自動車道に新設された大熊インターチェンジ(IC)の利用が31日、始まった。町内の一部地区で東京電力福島第1原発事故に伴う避難指示が10日に解除されるのを前に、アクセス向上が図られた。
 IC近くで関係者約80人が出席して開通式があり、テープカットやくす玉割りを行った。式の後、渡辺利綱町長は「町民帰還の弾みになる。地域の復興に貢献できる」と話した。
 大熊ICは東日本高速道路と町が常磐富岡−浪江IC間に整備した。事業費は当初ベースで約37億円。2015年に事業着手した。
 ICと国道6、288号をつなぐ県道と町道は、車両が通行証のいらない自由通行となった。帰還困難区域にあるため二輪車は利用できない。
 福島第1原発に最も近いICとして、復興事業の進展や中間貯蔵施設への除染土の迅速な搬入、緊急時の避難、消防・救急車両の広域活動などが期待される。


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2019年04月01日月曜日


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