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復興願い手踊り奉納 震災後初の遷宮祭 相馬・金毘羅神社

伝統の手踊りを奉納する子どもたち

 東日本大震災の津波で甚大な被害に遭った福島県相馬市磯部地区で31日、稲荷寄木金毘羅神社の12年に1度の遷宮祭本祭りがあった。散り散りになった氏子らが集って地区を渡御行列し、子どもらが手踊りなどを奉納。地区の復興を願った。
 遷宮祭は57回目で、震災後は初めて。神社は浜辺の高台にあったが、裏参道の鳥居などが津波で倒壊した。地区住民の流出で実施が危ぶまれたが、氏子らの協力で開催にこぎ着けた。
 本祭りでは本殿前で神楽などを奉納、ご神体を移して地区内約6キロを渡御行列した。途中、鷲山集会所で再び神事を行い、子ども約30人が伝統の手踊りなどを奉納すると、見守った住民らから拍手が起こった。
 実行委員長の佐藤安男さん(72)は「500軒あった氏子が60軒ほどに減ったが、磯部は結(ゆい)の力が強い所。各所から若者や子どもが集まってくれて、感無量だ」と話した。


2019年04月01日月曜日


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