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<勝山酒造>天皇陛下在位30年記念 30年低温熟成の古酒、限定30本完売

天皇陛下の在位30年を記念した古酒

 仙台伊沢家勝山酒造(仙台市)は天皇陛下の在位30年を記念し、平成元(1989)年に仕込み、30年間低温熟成させた古酒を30本限定で商品化した。改元への関心から取引先などの注文が殺到し、既に完売したという。
 同年の鑑評会用に仕込んだ吟醸酒をマイナス5度の環境で貯蔵。古酒ならではの深みのある味わいと、低温熟成による飲みやすく穏やかな口当たりに仕上げた。
 瓶のデザインは表面を彫り込み、金色の塗料を流し込んで鳳凰(ほうおう)をあしらった。アルコール度数は17%で、720ミリリットル入り。小売価格は税抜き30万円。
 付属する木箱と杯は東北工芸製作所(仙台市)が手掛けた。木箱側面に伝統工芸の玉虫塗を施したほか、杯は表面を黒の漆で塗り、内側は金箔(きんぱく)を採用した。
 勝山酒造の担当者は「元年から熟成を重ね、代替わりに合わせて送り出せた。地元の伝統工芸と協力し、改元に向かう仙台を盛り上げたい」と話した。


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2019年04月03日水曜日


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