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<楽天>スタジアム内の完全キャッシュレス開始 混乱なし「行列短くなった」

現金が使えないことをメガホンで呼び掛ける球団スタッフ

 東北楽天のホーム戦で、スタジアム内の完全キャッシュレス(非現金)決済が2日の開幕戦から始まった。球団は球場内外にスタッフを配置して対応し、大きな混乱は見られなかった。
 球場入り口のチームショップは正午開店。開幕を待ちかねた熱心なファンが列をつくり、早速電子マネーでグッズを買っていた。石巻市の会社員千葉麻里恵さん(31)は「レジの行列が(以前より)短くなった。長時間並ばなくなるのはいいこと」と歓迎した。
 使えるのはスマホアプリ決済サービス「楽天ペイ」、電子マネー「楽天Edy」、クレジットカードなど。球団は敷地内にEdyカードの販売や貸し出しを行うサポートデスクを5カ所設置して対応した。また、約60人のスタッフがキャッシュレス化のポスターを掲げて歩き、利用者の疑問に答えていた。
 電子マネーを使い慣れた人にとっては、小銭を出す手間が省けることがメリット。名取市の無職森武夫さん(78)は「今までもスーパーで使ってきたので抵抗はない。手間がかからないのがいい」と喜んだ。
 一方で、電子マネーを使うことに抵抗を感じる現金派もまだまだ多い。多賀城市の大学生大山晴己さん(20)は「アプリで決済するが、携帯のバッテリーがなかったり、故障気味だったりすると買い物ができない」と困惑気味。宮城県大河原町の農業鈴木恒男さん(65)は「慣れるまでには少し時間がかかりそうだ」と話した。


2019年04月03日水曜日


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