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<のりあい・つばめ>地域の足守る力 試験運行第2弾出発

住民らに見送られ、出発する第1便の「のりあい・つばめ」

 仙台市宮城野区燕沢地区で2日、乗り合い交通「のりあい・つばめ」の試験運行第2弾が始まった。9月27日まで、毎週火、水、金曜に1日8便を運行する。出発式で燕沢地区交通検討会の大西憲三会長は「第1弾と同じように成功に結び付けたい」と意気込んだ。
 第1便は午前8時、燕沢地区内の鶴ケ谷東駐車場前停留所を出発し、町内会関係者らが見送った。乗車した地元の無職三浦利通さん(73)は「運転免許証を返納した妻のためにマイカーを運転してきたが、乗り合い交通があれば1人でも外出ができる」と喜んだ。
 運行ルートは地図の通り。仙台オープン病院を起終点に地区内を循環し、JR東仙台駅にも乗り入れる。27カ所に停留所を設置し、地区内は外回りと内回りを交互に走らせる。運賃は1回200円均一。10人乗りジャンボタクシーを使用し、運行は仙塩タクシー(宮城野区)に委託した。
 燕沢地区は丘陵地で道路が狭く、バス路線からも外れる。高齢化の進展で地域交通の導入が急務となっている。今回の試験運行は1日40人以上の利用が目標。30%を超える収支率(運行経費に占める収入の割合)で、本格導入に向けた実証運行への移行を目指す。


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2019年04月03日水曜日


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