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<いぎなり仙台>国分町さ行ぐべ![2]不思議いっぱい心躍る/マジックバー手品家

テンポよくカードマジックを披露するネルさん(右)

 トランプの束から1枚選び、絵柄を確認して戻す。マジシャンのネルさん(23)がパチンと指を鳴らし束の一番上をめくると、さっき引いたカードが現れる。
 「えっ、どうして」。カードが瞬間移動したり、引いたカードを当てられたり。目の前でマジックを見るのは初めて。不思議な出来事の数々に心が躍った。
 国分町のビルの一角。独眼竜とカードが描かれた扉を開けると「いらっしゃいませ」と元気な声で出迎えてくれる。マジックのミステリアスなイメージとは裏腹に、店内は思いの外明るい空間が広がっていた。
 ステージを囲むようにテーブルが配置されている。マジシャン3、4人が各テーブルを回り、カードやコインマジックを中心に、多彩な奇術が惜しげもなく披露される。笑いを織り交ぜながらの約30分のショーでは、会場が一体となって盛り上がる。
 店は2017年11月、国内最大のマジックバーチェーン「手品家」が東北で初めて開いた。それぞれのマジシャンはトークや盛り上げ方の技術も日々磨く。
 午後9時すぎになると、会社員のグループ2、3組が来店し満席になった。「何回か来ている方が新しいお客さんを連れてくるパターンが多い。連れの驚く姿を楽しんでいるようです」とネルさん。
 マジックに集中して、楽しい時間はあっという間に過ぎた。帰り道、「面白い店知ってるよ」なんて得意げに話す自分の姿が頭に浮かんだ。(小泉智子)

[マジックバー 手品家]仙台市青葉区国分町2の12の18、FL仙台ビル4階。営業時間は午後7時〜午前1時、日曜定休。90分間の飲み放題付きで3500円。出演するマジシャンは、会員制交流サイト(SNS)で確認できる。連絡先は022(797)7068。

 仙台圏の名所や食べ物、話題を取り上げるシリーズ「いぎなり仙台」を始めます。第1弾は東北一の歓楽街、国分町。記者たちが夜の街に繰り出し、気になるお店を紹介します。


2019年04月03日水曜日


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