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<E番アナの応援席>新打線の4番・島内 つなぐ姿勢貫き進化

新打線の4番に座る島内。ロッテとの開幕カードでも持ち味を発揮した=3月31日、ZOZOマリン
[すごう・しょうへい]大船渡市出身。岩手・一関一高−慶大卒。2012年4月、東北放送入社。アナウンサーとして「TBCパワフルベースボール」などの番組を担当。小学4年から高校まで野球に打ち込んだ。趣味は高校野球観戦、映画鑑賞。29歳。

 このコラムを担当して4年目。今季も皆さまに興味を持っていただけるような情報をお伝えするとともに、東北楽天を応援していきます。
 ロッテとの開幕カードは2勝1敗で勝ち越しました。勝った2試合はいずれも9得点。ウィーラー、ブラッシュ両外国人選手のホームラン、銀次内野手の勝負強さなど打撃陣に明るい材料が目立ちました。
 その新打線の4番に座るのが島内宏明外野手です。今季は「出塁率4割」を掲げてスタート。オープン戦から好調を維持し、3月中旬から4番で起用されました。
 「もっと飛ばせる人が4番を打つべきです」と本人は話しますが、平石監督とは「飛ばそうと思わずに、普段通りで」と自らの役割について確認しています。開幕カードでは打点こそありませんでしたが、自らがホームに生還する「得点」を3試合とも記録しました。出塁して得点で貢献する形は、つなぎの4番らしい働きでした。
 今季最初の4番起用はオープン戦にさかのぼります。3月14日のDeNA戦で、2打席凡退した後、第3打席に今永昇太投手からホームラン。第2打席までタイミングが合わない中、試したのは茂木栄五郎内野手のタイミングの取り方でした。
 練習中に茂木本人に聞いて試した上で、試合で打席ごとにタイミングを修正していきました。茂木のタイミング以外にも幾つか引き出しを持ってシーズンに入ったということでした。
 昨季は追い込まれると、重心を低くして確率を重視した打撃に切り替えるという話もしていましたが、今年はさらに対応力が増しているようです。そして、島内は1軍の外野陣では最年長にあたりますが、「辰己(涼介外野手)も僕に無いものを持っているので勉強になることばかり」と若手の存在も刺激に変えています。新しいものを取り入れ、進化をやめようとしない姿勢は東北楽天に新たな4番像をもたらしてくれるかもしれません。
(菅生翔平/東北放送アナウンサー)


2019年04月03日水曜日


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