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みんなで遊ぶの楽しみ、富岡・こども園開園

開園・入園式で先生と一緒に歌を披露する園児たち=福島県富岡町のにこにここども園

 東京電力福島第1原発事故に伴う避難指示が一部区域を除き2017年春に解除された福島県富岡町で3日、町立の認定こども園が開園した。町内で未就学児の保育を担う施設が再開したのは原発事故以来初。
 開園した幼保連携型「にこにここども園」には1〜5歳の7人が入園した。開園・入園式で佐藤邦春園長は「楽しく仲良く過ごしましょう」と呼び掛けた。園児は「チューリップ」などの歌を披露した。
 町立の保育所と幼稚園を統廃合し、園舎は鉄筋コンクリート平屋の保育所の建物を改修した。遊戯室にクライミングボード、園庭にはドーム状のトランポリンも設けた。入園した南星凪(せな)ちゃん(5)は「みんなで歌を歌うのと、外で遊ぶのが楽しみ」とうれしそうに話した。3歳の三女を通わせる会社員鈴木孝誌(たかふみ)さん(30)は「広くて充実した施設で、恵まれた環境だと思う。町に少しずつ子どもが増えればいい」と語った。
 原発事故前、町内には町立保育所・幼稚園と民間の幼稚園が計5カ所あり、500人を超す子どもたちが通っていた。


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2019年04月04日木曜日


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