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<ふたば未来学園中高>地域協働へ「ラボ」開設 カフェでは生徒らが飲み物提供

カフェもオープンする地域協働スペース。県産スギ材などで温かみを出した

 中学校が併設されて本年度から中高一貫校となる福島県ふたば未来学園中高は3日、住民も利用できる地域協働スペース「双葉みらいラボ」を広野町の新校舎に開設した。生徒がカフェを運営し、起業を実践。東京電力福島第1原発事故後の地域の課題探究を通じた学びなどにつなげる。
 ラボは新校舎の一角に整備し、広さ約300平方メートル。図書室が隣接する。ソファや小上がりなどを設け、コミュニケーションを図りやすいよう工夫した。
 「カフェふぅ」は5月下旬に開業。社会起業部の生徒らが飲み物を提供し、地域ゆかりの食材を使った菓子などを製造販売する。3日にはコーヒーや5種類のケーキを試食提供し、式典参列者らに振る舞った。
 同部カフェチームのリーダーで高校2年の庭瀬楓花さん(16)は「学校にはないような雰囲気の空間になった。地域の内外から多くの人に訪れてもらい、交流が生まれて文化を発信できるといい」と話した。
 寄付による日本財団の基金から助成を受け、学校予算では難しいデザインや備品確保を実現した。町内の仮校舎脇で放課後の学習支援に当たったNPO法人カタリバ(東京)が引き続き常駐し、居場所づくりなどを支える。
 中高の入学式は8日に新校舎である。


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2019年04月04日木曜日


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