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<名取市図書館>来館者10万人に 東日本大震災で被災、昨年12月に移転

10万人目の来館者となった風間さん(中央)ら=4日、名取市増田の市図書館

 宮城県の名取市図書館の来館者が4日、昨年12月の移転オープン以来、10万人に達した。JR名取駅前の複合ビルに入り、アクセスの良さなどから利用が順調に伸びている。
 10万人目は子ども2人と訪れた名取市の会社員風間早苗さん(35)。市教育委員会の滝沢信雄教育長が絵本の目録を記念に贈った。風間さんは「新しい図書館はきれいで広く、子どもが遊ぶスペースもある。今後も定期的に通いたい」と喜んだ。
 新図書館の延べ床面積は旧図書館の4倍以上の約3000平方メートルで、蔵書数は約19万冊。郷土資料の収集に力を入れ、地域情報の発信コーナーも設けた。館内にカフェを併設し、利用者がくつろげる空間づくりに工夫した。
 柴崎悦子館長は「積極的にイベントを開催し、多くの市民に図書館の魅力を知ってほしい」と話した。
 旧図書館は東日本大震災で壁が崩れるなどしたため、解体された。カナダ政府などの寄付で造られた代替施設で暫定運営を続け、昨年12月19日に新図書館が開館した。


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2019年04月05日金曜日


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