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<愛でよう観賞魚>熱帯魚編(11)飼育器具2/水温は24〜26度を保つ

サーモスタット(右)とヒーター
オートヒーター

 今回は熱帯魚の飼育器具のうち、温度管理器具のお話をします。熱帯魚の飼育に適した水温は24〜26度です。この水温を保つために、ヒーターを使用します。
 ヒーターを使う際は、必ずサーモスタットと呼ばれる温度調節機とつなぎ合わせます。ヒーター単体で使うと、加熱し続けて水温が高くなり過ぎ、危険ですので注意しましょう。
 サーモスタットは水中にセットされた水温感知センサーで水槽の水温を感じ取ります。設定の水温になるまで、接続されたヒーターに通電して温め、設定温度になると通電をストップします。
 サーモスタットには温度調整部分と電源コード、ヒーター接続部分、水温感知センサー部があります。まずヒーターを水中へセットし、サーモスタットのヒーター接続部につなぎます。
 次に水温感知センサーを、できるだけヒーターと離して、水中に取り付けます。ヒーターに近いとヒーター周辺の温度だけを感知・判断してしまい、水槽全体の水温を正確に測れないからです。水温を24〜26度に設定し、サーモスタットの電源を入れれば、後は設定温度まで自動で温めてくれます。
 ヒーターにはそれぞれ放出する熱量に当たるワット数があります。数字が大きければ、それだけ温める力が大きいと言えます。45センチ水槽には200ワット、60センチ水槽で300ワットが適しているでしょう。
 ヒーターには、オートヒーターと呼ばれる、ヒーターとサーモスタットが一体型になったものがあります。ヒーター部分に水温感知センサーが組み込まれおり、簡単に設置できるので初心者には最適です。
 水槽の水温が適正水温より高くなった場合、水温を下げるには冷却機であるクーラーを使用します。水温が29度以上になるようであれば使用することをお勧めします。
 クーラーは本体内部で冷却するため、フィルターなどとつないで飼育水を通してやります。水槽の水量やサイズに対応して、さまざまな機種が出ているので、よく確かめてから購入、使用しましょう。次回は熱帯魚の飼育器具のうち、照明器具のお話をします。
(観賞魚専門店経営・朝比奈 理一)


2019年04月05日金曜日


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