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<いわて春夏秋冬>店先飾る香りや彩り/春の互市(一関市)

鮮やかな花々が並んだ春恒例の花泉互市

 岩手県南から宮城県北にかけて各地をリレーするように「春の互市(たがいち)」が開かれている。
 海の幸、山の幸を持ち寄った藩制時代の物々交換が起源とする説もあれば、農作業が本格化するのを前に金物道具をそろえた市が始まりと語る人もいる。
 一関市花泉町のJR花泉駅前商店街では、300メートルの通り沿いに約80の露店が並んだ。一番人気は花屋さん。店先に漂う香りと豊かな色彩が、春の訪れを告げていた。
 ビオラやパンジーの鉢植えが50円。出店した大崎市の農家の男性は「おやじの代から40年以上。常連さんに会いたくて来てるから、もうけはいいのさ」。
 「福沢さんをもらったから…、はい、おつりは9000万円」「また来っからね」。軽妙な会話もまた互市の楽しみだ。


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2019年04月05日金曜日


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