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仙台圏の新築マンション18年は1346戸 過去10年で最多、価格は高止まり

 2018年の仙台圏の新築マンションの供給戸数は前年比174戸増の1346戸と過去10年で最多だったことが、広告代理店DGコミュニケーションズ仙台支社の調査で分かった。平均価格はコンパクトな間取りが増えたため、前年比161万円減の4236万円。坪単価は依然として高水準で、集客数は鈍化している。

 仙台圏の供給状況は表の通り。市場をけん引する青葉区は中心市街地に14棟581戸と、5年ぶりに500戸を超えた。若林区は市地下鉄東西線沿線に3棟121戸、太白区はあすと長町エリアを中心に6棟375戸だった。
 少子高齢化の影響で、郊外から中心市街地へ転居する中高年層が増えた。1、2LDKの人気が高まったため、青葉区の平均価格は約800万円下がった。
 坪単価はほぼ横ばいの188万円。東日本大震災前の10年の1.5倍となる水準で高止まりしている。震災以降の資材費や人件費の高騰が原因とみられる。
 3、4LDKが主戦場となるファミリー層の買い控えが響き、18年12月末時点の期末成約率は前年比3.8ポイント減の78.1%だった。
 同社東日本カンパニー営業推進室の吉野敦室長は「建設費の高騰はすぐには解消されないため、坪単価は今後も高止まりする可能性が高い。開発業者や建設業者の企業努力に期待するしかない」と話した。


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2019年04月06日土曜日


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