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「令和」の出典 万葉集の世界、花開く 大衡で文学散策20人が満喫

見頃を迎えた梅の花を楽しむ参加者

 新元号「令和」の出典となった万葉集に詠まれた植物が植栽されている宮城県大衡村の森林公園「昭和万葉の森」で5日、県管理事務所主催の自然観察会があった。村内外から約20人が参加し、万葉植物の春を楽しんだ。
 園内には万葉集に関わりのある100種類の花や木、令和ゆかりの梅をうたった大伴旅人の作品を含む48基の万葉歌碑があり、文学散歩が満喫できる。
 本年度最初となった観察会は森林インストラクターの伊藤春光さん(74)=大崎市=ら3人が案内。広い敷地内を約2時間歩き、見頃を迎えた紅白の梅や万葉集に1首だけ登場するというカタクリ、ユズリハ、センダンなどを解説した。
 大和町の主婦加藤元美さん(42)は「春を楽しみつつ万葉集を身近に感じることができた」と満足そう。大衡村の主婦(70)は「季節ごとの魅力をまた味わいに来てみたい」と話した。
 観察会などのイベントは本年度に計19回実施。5月は9日に新緑観察会(定員20人)、19日に野鳥の巣箱づくり(同親子15組)を行う。
 連絡先は県昭和万葉の森管理事務所022(345)4623。

[昭和万葉の森]1989年開園。総面積23ヘクタール。55年に昭和天皇、皇后両陛下をお迎えして行われた第6回全国植樹祭の会場になった松林と、隣接する落葉樹林を県が造成した。


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2019年04月06日土曜日


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