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障害者の芸術活動後押し 石巻に拠点施設オープン

改修した蔵の展示場と、新設した工房(左の平屋建て)

 宮城県石巻市の社会福祉法人石巻祥心会は、障害者の芸術文化活動を促す拠点施設を同市中心部に開設した。蔵を改修した作品展示場「く・ら・ら」や工房を新設。障害者と市民が触れ合う交流空間を目指す。
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 蔵は石造りの一部2階で床面積は70平方メートル。耐震補強や屋根の軽量化を施した。制作の場として木造平屋で床面積82平方メートルの工房を新設した。
 敷地内に交流施設を整備する計画もあり、ホール機能を備えた木造平屋の施設を本年度内に建設する。障害者に加え町内会、音楽や演劇などの愛好者らに利用してもらう。
 同法人は2018年10月から約3000万円をかけて事業を展開。同市中央3丁目の民有地1100平方メートルと敷地内の蔵を取得した。
 2日に開所式があり、同法人の宍戸義光理事長が「中心部に常設展示場を設けることで障害者の芸術活動を活発化させ、誰もが住みやすい地域づくりにつなげたい」と話した。亀山紘市長は「作品制作、展示の場は障害者の社会参加を促す機会になる」と歓迎した。
 蔵では26日まで「わくわくワンダーアート展」を開催。小学生から80代までの障害者約200人が出品した絵画や陶芸など300点を展示している。


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2019年04月06日土曜日


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