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<卓球アジア杯>張本、1次リーグ2勝1敗で8強 

男子1次リーグ 中国の馬竜(右奥)に敗れた張本

 卓球のアジア・カップは5日、横浜文化体育館で開幕して1次リーグが行われ、B組の張本智和(木下グループ、仙台市出身)は世界選手権個人戦2連覇中でリオデジャネイロ五輪王者の馬竜(中国)には1−3で敗れたが、2勝1敗の同組2位で8強入りした。

◎リオ五輪金メダリスト馬竜に対策され黒星「また力の差広げられた」

 張本が何度も首をかしげた。リオデジャネイロ五輪金メダリストの馬竜(中国)に1−3と力負け。馬竜から金星を挙げた昨年のジャパン・オープンの再現とはならず、「また力の差を広げられた」。敗戦を受け止め、言い訳はなかった。
 世界屈指のフォアハンドドライブに押され、「全部受け身になった」。第1ゲーム早々に連続失点し、流れを失う。1−1で迎えた第3ゲーム以降は、馬竜に強打のコースを見極められ、得意のバックハンドの打ち合いに持ち込めない。わずかに浮いた球はフォアハンドで振り抜かれた。
 強烈なバックハンドレシーブのチキータは、フォア側へのサーブでけん制された。回り込んで狙っても、カウンターを浴びたり、バック側へのサーブで逆を取られたり。「対策してきた」と馬竜が言う通り、プレーは読まれていた。
 第2ゲームは取った。球足の短い台上の返球で馬竜のリズムを乱すと、バックハンドのラリーを展開。速さも精度も相手を上回った。ただ、その後は修正力で相手が勝った。「相性も関係なく、弱点もない。一番強い」と認めるしかなかった。
 馬竜戦後の1次リーグ3試合目。動揺がみられた。世界ランク37位のインド人選手を相手にフルゲームの末の辛勝。「(馬竜戦が終わり)気が緩んでしまった。次は集中する」。自戒を込め、準々決勝へ気持ちを切り替えていた。(佐藤夏樹)


2019年04月06日土曜日


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