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震災の記録を特集 松島町議会史 追録版を発刊 直近20年分まとめる

発刊された「松島町議会史 追録版」

 宮城県松島町議会は、50年史に続く直近20年分の歩みや出来事をまとめた「松島町議会史 追録版」を発刊した。2017年の議会発足70周年に合わせ、16年から議員が手分けして編さん。東日本大震災の町の記録も特集している。

 追録版は1998(平成10)〜2017(29)年分を収録。B5判よりやや大きいサイズで140ページ。震災前と現在の町庁舎や議場の写真を載せた巻頭と震災特集のみカラーとした。
 98年発刊の町議会50年史と同じ体裁で連続性と見やすさを保ったのが特徴。年ごとに見開き4ページを使い、議案採決や質疑といった議会の動きや町の話題を写真入りで紹介している。
 2000年には町の組織改革や議員定数の削減、08年は議会基本条例の制定、11年は震災対応の動き、16年は20年ぶりの議員報酬見直しなどを記した。
 町議会に議会史編さん特別委員会を16年に設置し、議員が議会だよりや町広報誌を参考に原稿執筆や写真選びを担当。事務局が請願・陳情の記録や歴代議長などの資料編を担当した。
 200部を作製。元議員や元町幹部、県内の町村議長らに配る。データ化したCD−ROMも100枚作り、問い合わせに応じる。
 阿部幸夫議長は「変化の大きい20年の記録を将来に残したい。被災した町庁舎の移転で資料が散逸し、議員が写真提供でも協力した。記録書、参考書として活用してほしい」と話す。


2019年04月07日日曜日


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