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<ベガルタ>ジャーメイン先制、ハモンロペス冷静 布陣変更2トップ躍動

仙台−鳥栖 前半15分、仙台・ジャーメイン(右から2人目)が右からのクロスを頭で合わせ先制する(佐藤将史撮影)

 ため込んだ鬱憤(うっぷん)を晴らすような快勝だった。仙台のジャーメインとハモンロペスの2トップが躍動し、3得点で今季リーグ戦初勝利。先制点のジャーメインは「最初から飛ばして絶対にゴールを決めたかった」と胸を張った。
 前半15分に吉尾が右サイトで裏へ抜け出すと「(吉尾)海夏(かいな)が左足に持ち替えるタイミングで動きだした」。あうんの呼吸で相手DFの前に入り、右クロスを頭で合わせた。
 ハモンロペスは試合終了間際、ダメを押す3点目。「相手GKは(自分が)思い切り蹴るだろうという雰囲気を出していた。だから、あえてゆっくり蹴った」。直前にPKを外した落胆を抑え、GKの動きを見極めて冷静に流し込んだ。
 秘密裏に進めた布陣変更がはまった。鳥栖戦に向けた練習は全て非公開にし、基本布陣の「3−4−3」ではなく「3−5−2」を選択。フリーとなった中盤の吉尾や兵藤が2トップに効果的なパスを出したほか、自らも攻撃参加して前線を活性化させた。ハモンロペスは「監督の戦術が素晴らしかった」と信頼する。
 開幕6戦目でようやくつかんだ白星。最下位も脱出した。「取り戻す時間はある。この勝利を機にもっと勝てると思う」とハモンロペス。目標とするリーグ5位以内に向け、反撃ののろしが上がった。(斎藤雄一)


2019年04月07日日曜日


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