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<気仙沼大島大橋開通>4世代で渡り初め 91歳から10歳まで

人力車に乗った文雄さん夫妻を先頭に渡り初めをする小野寺さん一家=午後0時30分ごろ

 4世代で暮らす島民一家が、気仙沼大島大橋の渡り初めをした。
 先導役の大島神社の宮司に続き、小野寺文雄さん(91)と妻のみよ子さん(89)が人力車に乗って、その後を息子夫婦と孫の嫁、ひ孫の凛子ちゃん(10)が歩いて橋を渡った。
 真新しい橋からの眺めを楽しんだ文雄さんは「いい気分だった。島民の悲願だった橋が開通し感無量」と笑顔を見せた。みよ子さんは「夫と一緒に橋を渡ることができて夢のようだった」と喜んだ。
 祖母と母の3人で並んで歩いた凛子ちゃんは「みんなで橋を渡って楽しかった。これからは(本土に)車で買い物に行けるのがうれしい」と話した。
 式典では郷土芸能の虎舞や船舶による海上航行、花火の打ち上げもあり、開通に花を添えた。
 「島と唐桑に反り橋かけて 渡りたいぞや只(ただ)一度」。気仙沼人力車木遣(きやり)会のメンバーら約50人は、橋への思いを込めて長年、伝えられてきた島甚句の一節を声高らかに歌った。
 会長の薩田和弘さん(71)は「念願の橋。気合を入れて歌った。本土と大島が橋で結ばれ、島が身近な場所になるだろう」と期待した。


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2019年04月08日月曜日


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