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<いぎなり仙台>国分町さ行ぐべ![5]生演奏で熱いカラオケ/ミュージックパブリハーサル

カラオケに合わせてドラムを演奏する亀谷さん

 マイクスタンドの頭上でミラーボールが回る。カラオケに合わせ、ドラムセットに座ったマスターの亀谷輝彦さん(72)がリズムを刻む。生演奏の迫力に後押しされ、店内は熱気と一体感に包まれる。
 「みんなで歌えば団結力も生まれるし、次の日の活力になる」。石原裕次郎の「赤いハンカチ」を歌い上げた常連客の自営業男性(72)が実感を込めて語る。
 国分町の中心部にある店内に入ると、フロアの一角にあるピアノやギターが目を引く。定番のマラカス、タンバリンなどの打楽器も含め、15種類の楽器がそろう。「誰でも音楽に参加できるよう楽器を増やしてきた。自由に発散してもらいたい」と亀谷さんは話す。
 人前でのカラオケに加え、亀谷さんとのセッションや楽器演奏を楽しめるのがこの店の醍醐味(だいごみ)。同席したグループ同士が交流し、一緒に曲を歌い上げるのはおなじみの光景だ。
 店は東京のクラブなどで活動していた亀谷さんが1988年に開いた。「バブルも厳しい時もあったが、歌や楽器が好きなお客さんが来てくれた」と振り返る。店名には、歌や楽器をリハーサル感覚で楽しめるようにとの願いを込めた。
 記者も練習を積んでいる「津軽海峡・冬景色」を選択。歌い始めると亀谷さんと常連客がドラムとベースを合わせてくれた。普段のカラオケとはひと味違う哀愁が漂う中で、心地よく歌い切れた。明日の仕事も頑張れそうだ。(松本果奈)

[ミュージックパブ リハーサル] 仙台市青葉区国分町2の10の11、第3吉岡屋ビル3階。午後7時〜午前1時。飲み放題、歌い放題で5000円程度。30席。日曜、振り替え休日は定休。連絡先は022(268)1022。


2019年04月08日月曜日


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