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<釜石ワイン>酸味すっきり 地元産ブドウ100%使用 販売に長い列

釜石産100%のブドウで作ったワインの発表会。味を確かめようと、販売コーナーに長い列ができた

 岩手県釜石市産のブドウ100%で醸した「釜石ワイン」の発表会が7日、市内のイオンタウン釜石であった。釜石の土と気候に育まれた味を確かめようと、買い物客が長い列を作った。
 ケルナー、シャルドネなど3種類で、透明感のあるすっきりとした酸味が特徴。750ミリリットル入りで2160〜2700円。
 釜石ワインは、被災地に地場産業を興そうと、NPO法人遠野まごころネット(遠野市)が2014年に釜石市内でブドウの栽培を始めた。イオンが苗木1050本を寄贈するなど支援する。
 農業と福祉の連携を掲げ、障害者がNPOの職員やボランティアと約1ヘクタールの畑で農作業に取り組む。交通事故で高次脳機能障害を負った同市の千葉晋佑さん(52)は「みんなの汗と努力と工夫でできたワイン」と胸を張った。
 販売を開始した17年は約100本、昨年は約300本を製造し、今年は約1000本を瓶詰めした。来年は4000本の製造を目指す。まごころネットの佐藤正市理事長は「栽培面積を広げ、もっと増産したい」と話した。イオンタウン釜石などで販売する。


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2019年04月08日月曜日


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