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クリーニング業のアールズ自己破産へ 震災などの影響で負債額22億円

 クリーニング業のアールズ(仙台市宮城野区)は8日に事業を停止し、事後処理を弁護士に一任、自己破産申請の準備に入った。帝国データバンク仙台支店によると、負債額は2018年7月期で約22億3800万円。
 同支店によると、同社は02年設立。仙台市に二つの洗浄工場を持ち、宮城県など東北各県や首都圏にクリーニング店「シロパキ」「ファンクリーニング」などを出店。宿泊施設向けクリーニングサービスを展開し、サンドイッチ店などの飲食店経営や学生向けアパート賃貸にも事業を広げた。
 その後、東日本大震災で工場が一部被災するなどして財務状況が悪化。14〜15年に地銀系ファンドの出資を受け、不採算店舗を整理するなどしたが、積極的な営業展開で資金需要が膨らみ、債務超過に陥った。
 売上高は17年7月期の約13億8000万円をピークに減収に転じ、18年7月期は約10億8300万円だった。同年には飲食店業務委託先の事業停止もあり、資金調達が限界に達した。


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2019年04月09日火曜日


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