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<福島・浪江>7小中学校 生徒減少で合同休校式

浪江中の校旗が町に返納された合同休校式

 福島県浪江町の7小中学校の合同休校式が8日、町内に昨春開学したなみえ創成小・中であった。東京電力福島第1原発事故で臨時休業となったり、避難先で再開したりしたが、それぞれ生徒減少に伴い休校を余儀なくされた。
 休校となったのは、幾世橋、請戸、大堀、苅野の4小学校と浪江、浪江東、津島の3中学校。原発事故前は9校に児童生徒計約1700人が在籍したが、避難指示により全て区域外に移った。浪江中は今春の卒業式で生徒がゼロになり、他校は臨時休業していた。
 約50人が出席した休校式では浪江中の校旗が町に返納された。畠山熙一郎教育長は「原発事故の過酷さや理不尽さは決して忘れられない。休校は無念」と述べた。苅野小出身の吉田数博町長は「輝かしい歴史と伝統が創成小・中に継承されると信じる」と語った。
 ともに二本松市内の残る浪江小(6年生1人)と津島小(5年生1人)が児童ゼロとなった時点で、9校全てが閉校される。
 8日には2017年春の避難指示一部解除後に町が整備した創成小・中の入学式もあり、小学1年に6人が入学。3人が転入し、2年目は児童生徒合わせて16人で出発した。


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2019年04月09日火曜日


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