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<JR東北線>信号故障で130本運休、通勤・通学6万人影響

運転再開後も列車に遅れや運休が発生し、激しい混雑が生じた=9日午後4時25分ごろ、JR仙台駅

 9日午前6時35分ごろ、JR東北線の長町−仙台間で、信号機が赤から青に切り替わらないトラブルが発生した。原因を調査するためJR東日本仙台支社は同日午後4時まで運転を見合わせ、JRなどの在来線4線計130本が運休し、54本が最大6時間20分遅れた。約6万人に影響が出た。
 同支社によると、不具合があった信号機は長町駅から約1.2キロ北側。信号機に付属する制御機器が故障により通電せず、列車の通過を感知できなかったという。昨年4月の点検で異常はなかった。支社は機器の製造元に問い合わせるなどして、故障原因を調べる。
 運休はいずれも上下線で、東北線福島−一ノ関間62本、常磐線原ノ町−仙台間19本、仙台空港アクセス線仙台空港−仙台間45本、仙山線仙台−愛子間4本。JR仙台支社は仙台市地下鉄や新幹線への振り替え乗車を案内したほか、一部区間でバスを手配し、代替輸送した。
 JR仙台駅は朝のラッシュ時に激しく混雑し、駅員に運行状況を尋ねる利用者が相次いだ。東京都の会社員男性(52)は「新幹線で出張してきて、仙台駅で初めてトラブルを知った。目的地の柴田町までレンタカーを手配したが、約束の時間には間に合わなさそうだ」と困った様子だった。
 午後4時に運転が再開すると、同駅の改札に利用者が押し寄せた。岩沼市の東北高3年佐々木泰海(たくみ)さん(17)は「再開後は乗客が多過ぎてしばらく乗れそうもない。小学生の弟が家で1人で留守番しているかもしれないので心配だ」と話した。


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2019年04月10日水曜日


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