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<東北線信号故障>春の行楽客にも影響「屋形船で桜見たかった」

JR東北線などで運行が再開され、混み合う仙台駅改札口=9日午後3時55分ごろ

 JR東北線長町−仙台駅間で9日朝に発生した信号機トラブルに伴うダイヤの乱れは午後も続き、新年度の通勤通学客や春の行楽客を直撃した。東北線や常磐線の各駅などで足止めされた乗客らは、一様にうんざりした表情だった。(31面に関連記事)
 東北線の白石駅は9日夕、帰路に就く高校生らであふれた。丸森町から通う白石工高1年大内一礼さん(15)は「1時間近く待っている。いつ家に帰れるのか分からない」と戸惑い、白石高1年野田康介さん(15)は「帰りまで影響が続いていると思わなかった」とため息をついた。
 仙台駅では正午過ぎ、利府町の専門学校生石田瑛基さん(19)が東北線に乗り約4時間遅れて到着。「午前中のテストを受けられなかった」と嘆いた。
 東北大4年の中国人留学生項雪頴さん(21)=仙台市=は東北線で大河原町の一目千本桜を見ようと、仙台発午前9時台の列車で向かう計画だったが、到着したのは午後4時半だった。「白石川から桜を眺める屋形船に乗るつもりだったのに残念」と肩を落とした。
 常磐線で亘理町から仙台高専名取に通う吉田和輝さん(18)は約1時間遅れて学校に着き、「しょうがない」と疲れた様子だった。


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2019年04月10日水曜日


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