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<ベガルタ>村林いづみのアディショナルたいむ/初勝利に貢献の吉尾 笑顔と左足輝く20歳

鳥栖戦の前半42分、左足でシュートを放つ吉尾。中盤で躍動した=6日、ユアスタ

 今季も始まりました「村林いづみのアディショナルたいむ」。J1仙台やサッカー女子、なでしこリーグのマイナビベガルタ仙台レディースの取材を通し、拾ったこぼれ話などをお届けしていきます。
 開幕からリーグ戦でなかなか勝ち星に恵まれなかったJ1仙台。6日のホーム鳥栖戦で3−0と快勝し、開幕6戦目で勝ち点3を手にしました。立役者の一人がJ1横浜Mから期限付き移籍で獲得したMF吉尾海夏(かいな)選手です。
 中盤のインサイドハーフで先発出場し、左足から好機を演出。先制点となるFWジャーメイン良選手の先制点をアシストしたほか、自らが放ったシュートの跳ね返りをMF兵藤慎剛選手が決めて追加点につなげました。
 「海夏」の名前には、両親の「夏の海には多くの人が集まる。出会いの多い人生を歩めるように」との思いが込められているそうです。その名の通り、朗らかな性格の彼の周囲には多くの仲間が集まり、自然と笑顔が生まれています。
 先輩のMF関口訓充(くにみつ)選手は「海夏はもっといじってあげないと」と言いながら面倒を見ているもよう。「クニさん、やめてくださいよ」と笑顔でついてくる後輩がかわいくて仕方がないようです。
 横浜Mの下部組織からトップチームに昇格した吉尾選手ですが、出場機会を求めて仙台で勝負する道を選びました。移籍という大きな決断。そこには「必ず活躍して、成長した姿を見せる」という固い決意がありました。
 強く意識するのは、一日も早くプロ初ゴールを決めてチームを勝利に導くこと。「前線の選手はみんなライバル。前の選手で点が取れていないのは僕だけ」と悔しがりますが、焦らず次のチャンスを狙います。20歳の吉尾選手が輝く時、仙台はより高みへと上っていけるはずです。


2019年04月10日水曜日


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