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<十和田市現代美術館>商店街14店とコラボ、アートな新商品を提供

十和田市現代美術館開館10周年を祝って「Happy TREE」が提供するオリジナルシェイク
中島菓子舗で販売している十灯糖

 昨年4月に10周年を迎えた青森県十和田市の市現代美術館は今月から、市中心商店街の14店舗とのコラボレーション企画「商店街×十和田ゲンビ」を始めた。共に歩んだ10年を一緒に祝おうと、各店で美術館をイメージした新商品やサービスを提供。観光客や地元住民が美術館も商店街も訪れるよう、相乗効果を期待する。
 同美術館コンシェルジュの土井太陽(たかあき)さん(38)らが、企画展で過去に連携した店舗などに声を掛け、昨年11月ごろから各店と話し合いを重ねて実現した。
 桜田酒店は10種のコーヒー豆をブレンドした「トワビ・ブレンド」を提供。中島菓子舗は和菓子の琥珀(こはく)糖をリキュールでアレンジした「十灯糖(とおとうとう)」を販売する。快眠・ギフトショップみぞぐちは、通り沿いに外国人観光客向けの和風雑貨コーナーを設けるなど、8月31日までの期間中、各店独自の取り組みを展開する。
 カフェ店の「Happy TREE」は、麦芽を使った1950年代の米国のシェイクを作った。複数のシロップが入って4、5段階で味が変わるのが特徴で、10周年と十和田の「十」を組み合わせたマークのお祝いクッキーも載せた。
 同店の飯田雄治さん(48)は「麦芽のおかげで甘じょっぱい味に仕上がっている。サプライズのような感じで、バラの香りも入れた」と話した。
 美術館によると、来館した観光客が商店街に回ることは少なく、一方、美術館を訪れたことがない地元の人も多いという。
 土井さんは「観光客が地元の人と話したり、商店街に寄った人が『美術館は面白そう』と感じたりするきっかけになればいいと思う。そうして十和田の魅力や楽しさを感じてもらいたい」と語った。


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2019年04月10日水曜日


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