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<ベガルタ>復帰の石原直、経験生かし決勝ゴール「役割果たせた」

仙台−柏 後半24分、2点目を決めて仙台・永戸(右から2人目)と抱き合う石原直(佐藤将史撮影)

 仙台のエースはやはり頼もしい。けがでリーグ戦を2試合連続で欠場していた石原直が復帰戦で決勝ゴール。ルヴァン杯3連勝に導き、「いい流れを止めたくなかった。自分の役割を果たせた」と胸を張った。
 34歳の豊富な経験を生かした。後半24分、永戸が左サイドでボールを持つと「自分のところに来る」と直感が働いた。ゴール前から少しポジションを下げて相手DFのマークを外し、低い左クロスを落ち着いてゴール右隅へ流し込んだ。
 復帰戦に「少し不安はあった」と言う。6日の鳥栖とのリーグ戦から全員入れ替わったメンバーが前半は連動を欠き、長沢との2トップが孤立する場面が目立った。それでも、相手を背負いながらボールを受けるなど献身的なプレーでチームを支えた。我慢が実り、後半は攻撃のリズムを取り戻し、ゴールにつなげた。
 FWのレギュラー争いが激しい。鳥栖戦からチームは基本布陣の「3−4−3」でなく、中盤を厚くした「3−5−2」に布陣を変更。FWのポジションが減った中、鳥栖戦でジャーメインとハモンロペスがゴールし、柏戦も長沢が先制点を奪った。
 石原直も「試合に出ていない選手が結果を出せばチームの底上げにつながる」と受けて立つ構え。ルヴァン杯3連勝という最高の形にも「ここで気を抜いては駄目」ときっぱり。冷静沈着な語り口に闘志がこもる。
(斎藤雄一)


2019年04月11日木曜日


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