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秋田県医師会、20年後見据えた医療構想を提言 人口減少進む社会に備え

 秋田県医師会は10日、人口減少が進む社会に備え、約20年後の2040年を見据えた医療体制の構想をまとめた提言書「秋田県の医療グランドデザイン2040」を発表した。
 同一地域の中で病院が競合し、機能分担や連携が進んでいない現状を指摘。2年前に施行された地域医療連携推進法人制度を活用するなどして、各病院の強みを生かしながら共生することが必要だと訴えた。
 県内を8区域に分けている2次医療圏について、地域間で格差が著しく、医療環境の充実度が高い都市部などへの患者流出を招いていると問題提起した。
 そうした点を踏まえ、県北、県央、県南の3医療圏への再編を提案。脳疾患や心疾患などで一刻を争う重篤な患者に対応する3次医療機能を持つ総合医療支援センター(仮称)を、県北と県南にそれぞれ設置することなどを打ち出した。
 記者会見した県医師会の小玉弘之会長は「この提言を基に、将来の医療について議論が広がることを期待したい」と話した。


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2019年04月11日木曜日


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