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「ネコ屋敷」明け渡し 悪臭が出る夏までに 強制執行手続き、気仙沼市が開始へ

空き家になった災害公営住宅にすみ着いたネコ=2018年12月

 宮城県気仙沼市唐桑町の災害公営住宅を不法に占拠し、ネコを十数匹飼育している埼玉県内の50代女性に対し、気仙沼市は11日にあった市議会震災調査特別委員会で、明け渡しを求めて強制執行の手続きに入る方針を示した。来週中にも仙台地裁気仙沼支部に強制執行の申し立てをする。
 市は明け渡しなどを求め、2018年12月に提訴。地裁気仙沼支部は19年3月下旬、市の請求通りに明け渡しと支払いを命じる判決を言い渡した。
 市は現在、女性と連絡が取れない状態。判決が確定する前に退去を強制できることも認められたため、悪臭が出る夏までに解決を図ろうと強制執行の手続きに入る方針を決めた。
 市によると、地裁気仙沼支部の執行官は2週間以内に建物明け渡しの催告をした後、約1カ月後の6月上旬には強制執行する見通し。動物愛護団体などから引き受けの申し出が複数ある。
 気仙沼市内湾地区の防潮堤高が誤って22センチ高く施工された問題も取り上げられた。市は日本港湾コンサルタント(東京)と小野良組(気仙沼市)を5月8日まで1カ月間指名停止としたことを明らかにした。9日にあった市建設工事競争入札業者資格審査委員会で決まった。


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2019年04月12日金曜日


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