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<宮城・亘理 中2自殺>遺族が県に真相究明要望へ

 宮城県亘理町の町立中2年の男子生徒(14)が今年3月、町内の自宅で自殺していたことが11日、遺族関係者への取材で分かった。遺書は見つかっていない。遺族は教員の言動が自殺の一因ではないかとして、近く県教委に真相究明を要望する。
 関係者によると、男子生徒は3月9日、自宅で亡くなっているのを家族が発見した。県警は遺体の状況から自殺と判断した。昨年9月ごろから体調不良を訴え、学校を休みがちだった。
 今年2月、同中の男性教員が背中のシャツが出ていた男子生徒に「赤ちゃんみたいだな」などと発言し、男子生徒が泣いているのを別の教員が見つけて保護したこともあったという。
 男子生徒は3月初めに母親に「学校に行きたくない。死にたくなる時がある」と打ち明けていた。家族が学校に状況を伝えたが、適切に対応してくれなかったと主張している。
 遺族は県教委に第三者委員会の設置を求める意向。教員や生徒へのアンケートの実施なども要望する。
 亘理町の岩城敏夫教育長は河北新報社の取材に「そっとしておいてほしいという遺族の意向に沿い、これまで対応してきた。これ以上、申し上げることは控えたい」と語った。


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2019年04月12日金曜日


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