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<震災8年1カ月>雪の訓練 新たな課題も 宮古で津波想定1634人が参加

階段を上って高台に避難する住民=11日午前6時10分ごろ、宮古市磯鶏

 東日本大震災の発生から8年1カ月を迎えた11日、宮古市で津波避難訓練があった。季節外れの雪が降る中、市民や消防団関係者ら1634人が参加した。
 震度5強の地震で大津波警報が発令されたとの想定で実施。防災行政無線のサイレンと緊急地震速報で市内全域に避難が呼び掛けられると、住民は経路や所要時間を確認しながら最寄りの避難場所に向かった。
 宮古港フェリーターミナルから700メートル離れた宮古市磯鶏の越田山高台は2月に完成したばかり。約40人が避難した。近くに住む主婦八木沢節子さん(79)は「高台があるのは安心だが、雪や雨をしのげる施設とトイレが必要」と話した。
 訓練は震災発生から8年となった3月11日に予定されていたが、荒天で中止となり、改めて実施した。


2019年04月12日金曜日


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