宮城のニュース

<WTO逆転敗訴>関係閣僚「被災地思うと遺憾」「風評払拭粘り強く」

 韓国による福島や宮城など8県産の水産物輸入禁止措置を巡り、WTOの上級委員会で日本が逆転敗訴したことに関し、吉川貴盛農相は12日の閣議後記者会見で「東日本大震災からの復興に向けて努力してきた被災地を思うと、誠に遺憾だ」との見解を示した。
 吉川氏は「食品の安全性は否定されていない」と指摘し、韓国には規制措置の撤廃を引き続き求める考えを示した。今後の対応策は「報告書の内容を分析しているところだ」と述べるにとどめた。
 渡辺博道復興相は記者会見で「輸入規制の撤廃と海外の風評払拭(ふっしょく)に向け、粘り強く取り組む」と強調した。同日あった府省庁担当者を集めた風評被害対策の会議では、海外に向けて積極的に情報を発信するよう指示した。
 鈴木俊一五輪相も記者会見で「被災地は風評被害に大変苦労しており、大変残念な結果だ」と語った。来年の東京五輪・パラリンピックに向け「被災地の食材の素晴らしさをぜひ発信したい」との考えを表明した。


2019年04月13日土曜日


先頭に戻る