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<いぎなり仙台>国分町さ行ぐべ![10]テキーラの印象がらり/GLADIO

テキーラをグラスに注ぐ伊藤店長。カウンターに並ぶビンの形もさまざまだ

 ラテン系の音楽と緑の照明が異国情緒を醸し出す。国分町の裏路地にあるGLADIO(グラディオ)は「スパニッシュメキシカン」をうたう人気のダイニングバー。最大の売りは、約40種類のテキーラだ。
 記者は、テキーラについて何も知らない。日本テキーラ協会公認「テキーラ・マエストロ」の資格を持つ伊藤大地店長(27)に、一から教えてもらった。
 テキーラの原料は「アガベ」というアロエに似た多肉植物で、球状の茎「ピニャ」を蒸留して造る。ピニャの中心部を使うほど純度が高まるらしい。日本酒の精米歩合みたいなものだろうか。
 さらに、たるでの熟成期間によって各銘柄が0〜2カ月のブランコ、2〜12カ月のレポサド、1〜3年のアネホに分かれる。早速、おすすめを飲んでみた。
 「エラドューラ」のブランコは、無添加のアガベ100%テキーラだ。グレープフルーツジュースで割って飲むと、きりっと爽やかな後味が広がった。
 「ドンフリオ」のレポサドはロックで。こちらはレモンやリンゴが溶け込んでいるかのような、何とも優しい甘さ。おいしい。刺激臭でむせ返るというイメージは、完全に覆された。
 「罰ゲームで飲むだけがテキーラじゃない。独特の甘みをじっくり味わって」と伊藤店長。テキーラベースのカクテルも豊富。飲まず嫌いの人にも、お気に入りが見つかるはずだ。
 その後もさまざまな銘柄、年代の杯を干した。いずれ得意げにテキーラ通を演じる夜が待ち遠しい。(高橋一樹)

[グラディオ]仙台市青葉区国分町2の11の11、PSCビルディング1階。営業時間は月−土曜が午後5時〜翌午前4時、日曜・祝日は翌午前1時まで。年中無休。57席。平均予算は3000円程度。料理のメニューにはタコスやパエリアなどがそろう。連絡先は022(265)3007。

 仙台圏の名所や食べ物、話題を取り上げるシリーズ「いぎなり仙台」。第1弾は東北一の歓楽街、国分町。記者たちが夜の街に繰り出し、気になるお店を紹介します。


2019年04月13日土曜日


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