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<小関也朱篤>日本選手権で辛酸「見つめ直す」今は100mに照準

日本代表合宿で調整する小関

 先週の日本選手権で辛酸をなめた男子平泳ぎの小関(ミキハウス、山形・羽黒高−日体大出)が、気持ちを整理し再スタートを切った。個人種目で世界選手権の代表権がなく、メドレーリレーの代表として合宿に参加。「崩れていた泳ぎを見つめ直す」。口ぶりは穏やかで過去を引きずった様子は見えない。
 12日の練習は、フォームを確かめるように丁寧に水をかいた。チームメートと談笑する場面もあり、リラックスしながら調整した。
 日本選手権は4連覇中の200メートルが3位。100メートルは6連覇するも、派遣標準記録に届かない。好調を実感していただけにレース直後は低迷の理由が分からなかったが、映像を見直し「ひどかった。上半身の動きが崩れていた」と自己分析。「ベースはできているはず。あとは泳ぎを固めていくだけ」と修正に励む。
 本命種目の200メートルは、上位2選手が派遣標準記録を超えたため、代表枠は残っていない。東京五輪へ向け「まず世界選手権で自分の立ち位置を知る」という計画は外れた。それでも、「負けるタイミングがここで良かった。来年だったら、無気力になっていた」と前向きに捉えようとしている。
 派遣標準記録を突破した選手がいない100メートルは、ジャパン・オープン(5月30日〜6月2日)で追加選考が懸かる。「今に限っては100メートルに意識を絞る。58秒台前半を出せれば、東京五輪で100メートルも200メートルも戦える」。自らを奮い立たせていた。(佐藤夏樹)


2019年04月13日土曜日


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