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<東北中央道開通>宮城・山形・福島の3県都、環状高速で直結 南陽高畠−山形上山IC

かみのやま温泉IC付近で通り初めをする関係車両(写真手前が米沢方面)=13日午前11時20分ごろ、山形県上山市

 福島県沿岸部と秋田県南を結ぶ東北中央自動車道の南陽高畠−山形上山インターチェンジ(IC)間24.4キロが13日、開通した。南東北3県の県庁所在地が、東北、山形の両自動車道を加えた約185キロの高速環状ネットワークとして結ばれ、圏域の活性化に幅広い効果が見込まれる。

 新設されたかみのやま温泉IC(上山市)近くで開通式があり、東日本高速道路の小畠徹社長が「東北中央道が地域に力強く根付き、深く愛されるよう努力する」とあいさつした。
 吉村美栄子山形県知事は「環状ネットワークの構築で期待される交流人口の拡大、地域経済の活性化に向け、(沿線が)連携して取り組んでいかなければならない」と語った。
 午後3時に一般の通行が始まり、開通を待ち望んだドライバーらが真新しい高速道路の感触を確かめた。
 開通した区間は2011年2月の着工で、総事業費1239億円。当初は18年度内の開通を目指したが、南陽市内の一部工区でのり面が崩れ落ち、追加対策に伴って完工が遅れた。
 南陽高畠−山形上山IC間には南陽パーキングエリア(PA)も開設。開通時は片側1車線で、利用状況を踏まえて2車線化する構想もある。開通に合わせ、山形上山−山形中央IC間に山形PAも設けられた。
 米沢、山形両市の移動時間は従来より20分ほど短縮され、約50分となった。観光振興や企業誘致といった地域活性化への効果、災害時などの代替ルートとしての機能が期待される。
 国と東日本高速道路が整備する東北中央道は相馬−横手間の約268キロで、今回の開通で全体の約75%が完成した。


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2019年04月14日日曜日


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