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<気仙沼大島大橋>大島側に横断歩道設置方針 車道渡る観光客の危険解消へ

気仙沼大島大橋の大島側転回場(左)付近。右側にある歩道と行き来するためには交通量の多い車道を横切る必要がある(写真を一部加工しています)

 宮城県気仙沼市の大島と本土をつなぐ気仙沼大島大橋の大島側のたもとにある転回場の近くに、横断歩道が設置される見通しであることが17日、分かった。車道を挟んで反対側にある橋の歩道に向かおうと、道を横切る観光客が続出。危険性を指摘する声が相次いでいた。
 気仙沼大島大橋開通で生じる交通問題を国、県、市が協議する「気仙沼大島大橋交通対策調整会議」が同日、県気仙沼合同庁舎であり、気仙沼署交通課の担当者が明らかにした。
 観光客が駐車できる転回場は大島側と本土側に2カ所あるが、橋の歩道は片側にしかなく、歩いて橋上からの景色を楽しむためにはいずれも車道を横切る必要がある。本土側には離れた場所に横断歩道があるが、大島側にはない。
 開通後、高齢者や小さい子どもが歩道側になかなか渡れないことが多い。15日に車道を渡った富谷町の男性会社員(61)は「思ったよりも車の量は多い。特にお年寄りにとっては危険だ」と指摘した。
 気仙沼署は県警本部と調整し、県公安員会に設置を求める。時期は明らかにしていないが、交通課は「危険との声は多く、必要性は認めている。関係機関と調整した上で場所などを決めたい」と、今夏までの設置を目指す見通し。
 対策調整会議では、県気仙沼土木事務所が平日(10日)と開通後初の日曜日(14日)に調べた12時間の交通量も報告された。
 10日は4860台、14日は6966台だった。県が見込む1日の交通量(平日)は2500台。県は19日までに、市内から大島への案内看板をさらに9カ所、10枚追加する。


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2019年04月18日木曜日


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