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<栗駒山>岩手側登山道一部閉鎖へ、高濃度ガス噴出続く 5月19日の山開き前に

 岩手県は17日、岩手、宮城、秋田の3県にまたがる栗駒山(1627メートル)の登山道を当面の間、部分閉鎖する方針を決めた。一関市の昭和湖付近で高濃度の硫化水素ガスの噴出が続いており、5月19日の山開き前に現地を閉鎖する。
 閉鎖区間は須川コースの約1.8キロ=地図=。国道342号の登山口から約1キロの地点と宮城県境のコース分岐点に通行禁止の看板とバリケードを設置する。登山者には産沼(うぶぬま)を経由するコースを利用するよう呼び掛ける。
 盛岡市で17日にあった検討会では、専門家が現地の状況を報告した。2018年6〜9月に基準値(10ppm)の20倍超の硫化水素ガスを30回以上観測しており、濃度は最大で334ppmを記録したという。
 検討会座長の斎藤徳美岩手大名誉教授(地域防災学)は「人命に危険が及ぶガスが出ている。恒久的な観測態勢の構築が必要」と強調。少なくとも今年の登山シーズン中は閉鎖が避けられないとの見解を示した。


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2019年04月18日木曜日


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