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<仙台市消防局>119番通報、多言語OK インバウンド増に対応、26日開始

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 仙台市消防局は外国人からの119番通報に対応するため、民間の電話通訳を活用した多言語サービスを26日に開始する。外国人観光客の増加を踏まえ、意思疎通を阻む言葉の壁を解消し、幅広い救急需要に応える体制を構築する。

 日本語が話せない外国人から119番があった場合、指令課職員は電話を民間の「電話通訳センター」につなぎ、三者間通話に切り替える。外国語の救急要請を日本語に訳してもらい、通報者への質問や指示は外国語に通訳してもらう。
 救急車で駆け付けた現場では、救急隊員が携帯電話を通訳センターにつなぎ、通報者と交互に携帯電話を受け渡して、通訳を介し意思疎通を図る。
 センターは英語、中国語、韓国語、スペイン語、タガログ語など17言語に対応する。市消防局は予想される外国人からの通報の9割程度に対応できるとみる。外国人へのサービスの周知方法は今後、検討する。
 仙台を訪れる外国人観光客は増加傾向にあり、2020年東京五輪・パラリンピックを機に、さらに増えると予想される。改元に伴う今月末からの10連休では、外国人を含め多くの観光客が来仙するとみられ、市消防局はサービス開始を連休前に間に合わせた。
 市消防局は多言語対応で外国人が119番しやすくなり、言葉の壁から救急要請をためらうケースが減るなどの効果を期待する。
 119番の多言語対応は昨年12月末時点で、全国728消防本部(消防局)のうち、約4割の298本部が取り組む。東北では約3割の24本部が導入済みで、県内では名取市、仙南地域広域行政事務組合の両消防本部が実施している。


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2019年04月19日金曜日


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