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震災救助で活躍の海保ヘリ「おおるり」3機が引退 職員ら労ねぎらう

人命救助に活躍して役目を終えた「おおるり」3機

 東日本大震災で人命救助に活躍した第2管区海上保安本部のヘリコプター「おおるり」3機が老朽化に伴い役目を終え、配属先の仙台航空基地(宮城県岩沼市)で18日、解役式があった。
 海保職員や親睦組織「東北海上保安友の会」の会員ら約60人が出席。震災発生時に搭乗していた海上保安学校宮城分校(岩沼市)の教官ら3人が、3機の機体に書かれた「おおるり」の文字を消し、長年の労をねぎらった。
 おおるりはパイロット養成の訓練機だが、震災時は津波で仙台市若林区の旧荒浜小などに取り残された被災者計34人を救助した。海上での行方不明者捜索や物資輸送などにも当たった。
 仙台航空基地の広木克匡基地長は「小型ヘリだったため、風の影響が少なく、救助活動ができた。(新型機に)『おおるり』の愛称を引き継ぎ、災害があれば一人でも多くの命を救助したい」と話した。


2019年04月19日金曜日


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