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<加美町SSW任用打ち切り>原告男性の請求棄却

 宮城県加美町がスクールソーシャルワーカー(SSW)の任用を不当に打ち切ったとして、宮城県涌谷町の男性(53)が継続任用された場合の賃金など165万円の損害賠償を加美町に求めた訴訟の判決で、仙台地裁は18日、男性の請求を棄却した。
 小川理佳裁判長は「男性が任用予定期間の満了後の再任用を期待できるような特別な事情があったとは認められず、打ち切りに違法性はない」と述べた。
 男性側は、SSWの職務はいじめ問題を解決する重要な役割があるため、継続任用が望ましい事情があると主張したが、判決は「(事情は)SSWに限ったものとは言えない」と退けた。
 判決によると、男性は2017年4月、加美町のSSWに1年の任期で委嘱され、不登校や家庭問題に悩む児童生徒を支援した。18年度も継続を望んだが、町教委から18年2月中旬に「関係機関とのコミュニケーション不足」を理由に打ち切りを通告された。
 男性は、SSWを指導する県選任のスーパーバイザーを務めた元大学教授の男性からパワーハラスメントを受けていたなどとして18年11月、県に損害賠償を求める訴えを起こし、同地裁で係争中。


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2019年04月19日金曜日


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