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鳥海ダムに沈む集落記録 由利本荘の三浦さん「百宅」の風景後世へ

完成した写真集を手に、お気に入りの写真について語る三浦さん

 2028年に完成予定の鳥海ダム建設に伴い、ダム湖に沈む秋田県由利本荘市鳥海町の百宅(ももやけ)集落の写真を撮り続けてきた同市の農業三浦繁忠さん(83)が、集落の風景などを収録した写真集「ふるさとの話 水に沈む百宅集落」を出版した。
 雪の積もったかやぶき屋根の家や農作業をする人々など、四季折々の百宅の日常風景を切り取った写真約200枚を収めている。
 三浦さんは集落にある「法体(ほったい)の滝」を訪れたことをきっかけに昔ながらの営みが残る百宅の魅力に引かれ、約60年間にわたって通い続けた。撮影した写真は少なくとも6000枚以上に上る。
 「風景を形として残せてうれしい。写真を通じて多くの人に百宅のことを知ってほしい」と三浦さん。29、30日には由利本荘市文化交流館カダーレで出版記念の写真展を開く。
 写真集は2160円。秋田県内の書店が取り扱う。カダーレでの写真展の会場でも購入できる。


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2019年04月19日金曜日


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