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正社員「採用予定」61.9% 6.1ポイント減、高水準は維持 東北・19年度

 2019年度の雇用動向について、既に採用を決めた社員も含めて正社員の「採用予定がある」と回答した東北の企業は61.9%だったことが、帝国データバンク仙台支店の調査で分かった。05年の調査開始以降で最高だった前年度を6.1ポイント下回ったものの、7年連続で6割を超えた。
 正社員採用の意向を示した企業の割合を規模別で見ると、大企業は85.4%、中小企業は57.2%。業界別では建設が69.4%で最も高く、製造69.3%、金融66.7%、小売り66.0%が続いた。県別は表の通り。青森、秋田、山形、福島で6割を超えた。
 企業からは「年配の従業員が多いので若年層を増やしたい」(宮城の建設業者)「パート社員の定年退職に伴い新卒社員を採用する」(山形の小売業者)などの声があった。
 正社員採用の「予定はない」と答えた企業は、前年度比3.8ポイント増の25.0%だった。
 一方、非正社員の「採用予定がある」と回答した企業は43.6%で、前年度を4.4ポイント下回ったが7年連続の4割台。「予定はない」は2.8ポイント増の43.1%だった。
 仙台支店の担当者は「人手不足で正社員の採用意欲は引き続き高水準だが、一服感もあった。今後の動向を注視したい」と話した。
 調査は19年2月、東北の1435社を対象に実施し、619社(43.1%)が回答した。


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2019年04月19日金曜日


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