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<愛でよう観賞魚>熱帯魚編 飼育器具3/照明で体色、健康に変化

LEDライトを使用した水槽
LED照明器具のチップの配列部分

 今回は、照明器具についてお話しします。熱帯魚の飼育で照明はとても重要な働きがあります。昼夜の区別、体調のバランスや体色の発色、維持などにも関係します。薄暗い環境で飼育すると臆病になるので、注意が必要です。
 照明は太陽の代わりであり、点灯と消灯を繰り返すことで日の出、日の入りを再現します。自然環境と同じ状況を作り出し、魚たちの健康状態が安定していきます。
 照明器具には蛍光灯とLEDがあります。蛍光灯は昔から使用されている灯具で、水槽サイズに合わせて販売されています。
 使用する蛍光管が1本のものから4本のものまであり、45センチ水槽までは1本式、60センチ水槽以上から2本式、3本式、4本式のタイプが販売されています。通常は1、2本式で十分です。
 蛍光灯にセットして使用する蛍光管には熱帯魚の育成に特化した専用のものがあります。白色を強調したものは熱帯魚の体色を鮮やかに照らし出し、水の輝きを引き立たせます。やや赤紫の光を放つものは青や赤の体色を持つ魚たちが美しく輝き、水草の光合成を促進させます。
 他にもいくつかの光を放つタイプがあるのでいろいろ試してみると良いでしょう。蛍光管は6カ月程度で明るさが半減してくるので新しいものと交換しましょう。
 次はLEDですが、蛍光灯と比べると器具自体が薄く軽量、省電力でとても明るいのが特徴です。こちらも水槽サイズに合わせて販売されています。
 LED灯具には本体に光を放つ小さなLEDチップがたくさん付いているため、蛍光灯のように球交換がありません。蛍光灯に比べて明るいため水槽の底までしっかりと光が届き、魚の体色や水槽全体がキラキラと美しく見えます。
 メーカーによってチップの組み合わせがいくつかあり、白色・青色・赤色の3色で構成されているものが多いのですが、熱帯魚飼育には主に白色で構成されたものが適しています。
 現在では1台で明るさや色みを自在に変えられる商品も出ていますので、よく見てみるといいでしょう。次回は、底砂についてお話しします。


2019年04月19日金曜日


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