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<イオンモール名取>増床、大規模改装「地域住民くつろげる場に」吉田昭夫社長

[よしだ・あきお]1983年ジャスコ(現イオン)入社。ジャスコ東北開発部長、イオンモール営業本部長などを経て2015年から現職。今年3月からはイオン副社長も務める。

 イオンモール名取が2007年の開業以来初めて、増床と大規模改装を実施した。イオンモールの吉田昭夫社長(58)に狙いと展望を聞いた。(聞き手は報道部・古賀佑美)

 −増床の目的は。

 「イオンモールは地域で最も支持される店を目指している。オンラインビジネスにはない、リアルな店の人との触れ合いを重視した。増床棟の杜のテラスは、リゾートホテルの雰囲気でお迎えし、くつろげるスペースにした。地域の待ち合わせ場所になる。モールの魅力につなげたい」

 −地域の特徴をどう店づくりに反映しているか。

 「名取市は子育て世代が多く、人口が増えている。市の子育て支援拠点施設を入れ、地域との関わりを持たせた。増床棟はじゅうたんを敷き、子どもが転んでも痛くないようにした。高齢者も足が疲れにくい。郵便局や図書館の返却ボックスもあり、地域のインフラとして活用してほしい」

 −20年にイオンモール利府(宮城県利府町)の新棟ができる。競合しないか。

 「地域に合わせてコンテンツを変えるので影響はないとみる。利府は既存店と足すと、名取より規模が大きくなる可能性がある。ファミリー、高齢者など客層によってゾーニングし、どんな世代も楽しめる施設にする」

 −東北大雨宮キャンパス跡地(仙台市青葉区)でも開発を予定している。

 「アパレルばかりではなく、スポーツ施設やカルチャー関連など、生活に潤いを与えるコンテンツを考えている。物販も食も、良質なものをバリエーションを増やして提供したい」


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2019年04月20日土曜日


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