宮城のニュース

<東北歴史博物館>精巧な複製、まるで本物「スーパークローン文化財展」開幕

法隆寺金堂の釈迦三尊像の精巧な複製を鑑賞する来場者

 東京芸大の最先端技術で精巧に復元したシルクロードの文化財を展示する「東京芸術大学スーパークローン文化財展 最先端技術でよみがえるシルクロード」が19日、宮城県多賀城市の東北歴史博物館で始まった。同館、河北新報社、東北放送の主催。6月23日まで。
 貴重な文化財の複製約70点が展示されている。法隆寺金堂は、焼損した壁画と門外不出の国宝釈迦三尊(しゃかさんぞん)像を、3D計測や画像合成などのデジタル技術と伝統の職人技を融合して細部まで復元、空間そのものを再現した。破壊されたアフガニスタン・バーミヤンの東大仏天井壁画は破壊前の画像をデジタル処理し、岩壁の凹凸も含めて復元した。
 来場者は本物のような質感を持つ「スーパークローン」を鑑賞し、よみがえったシルクロードの世界に浸った。名取市の主婦目黒英子さん(69)は「現代の技術のすごさに驚いた。まるでその場に行ったような感じがして楽しかった」と話した。
 午前9時半〜午後5時。入場は午後4時半まで。観覧料は一般1200円、65歳以上1100円、小中高校生600円。連絡先は東北歴史博物館022(368)0106。


関連ページ: 宮城 文化・暮らし

2019年04月20日土曜日


先頭に戻る