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津波被災の海釣り公園8年ぶり待望の再開 デッキ新調、40人楽しむ

8年ぶりに再開した海釣り公園

 福島県新地町海釣り公園の開園式が19日、相馬港5号埠頭(ふとう)であった。元々あった公園が東日本大震災の津波で被災し、町が復旧整備した。8年ぶりの再開に早速予約客が訪れ、カレイなどを釣り上げて楽しんだ。

 安全祈願祭に続いて開かれた式で大堀武町長は「遠方からも多くの人に訪れてほしい。夏には町内の海水浴場やイベントを復活させたい」とあいさつ。岸壁で関係者とテープカットした。
 釣り用デッキは震災前より約60メートル長い136メートル、区画は25を41に増やした。4月からの試し釣りで魚の放射性物質濃度を検査した結果、ほぼ不検出だった。初日は午後から約40人が釣りを楽しみ、高級魚ホシガレイなどが釣れた。
 伊達市から来た平中三義さん(85)は「震災前は相馬市の松川浦によく釣りに来ていた。震災後は気が引けていたが、新地にできると聞いて久しぶりにやって来た」と話した。
 町観光協会が管理運営する公園は2009年4月に開園。相馬共同火力新地発電所の温排水にカレイやアイナメなど約40種が集まる良好な釣り場として知られ、年間7000人ほどが訪れた。震災の津波で防波堤や管理棟、付近の道路などが損傷し休止していた。
 開園時間は3〜9月が午前6時〜午後6時、10〜2月は午前6時半〜午後4時半。午前、午後の入れ替え制。利用料金は高校生以上1000円、小学4年以上・中学生700円。年末年始と荒天時は休園。


2019年04月20日土曜日


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