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<龍宮まつり>気仙沼大島大橋開通、心の距離も近く 1万人が味と演舞楽しむ

地元の郷土芸能が祭りを盛り上げた。右奥は観光名所の亀山

 気仙沼市の大島と本土を結ぶ気仙沼大島大橋の開通を記念した「大島龍宮(りゅうぐう)まつり」が20日、島の旧フェリー乗り場近くの特設会場であった。7日の開通後、初となる島内のイベントには県内外から島民の約4倍に当たる1万人(主催者発表)が集まり、祭りを楽しんだ。
 好天にも恵まれ、午前9時の開始から約30分で300台の駐車場がいっぱいとなった。
 島内の飲食店や民宿、漁協など21団体が出店した「大島龍宮いちば」には蒸しガキやホタテ焼き、マグロのかぶと焼きなどの魚介類が並び、橋を記念して作られたTシャツなどの限定グッズも人気を集めた。
 ステージでは地元の団体が虎舞や太鼓の演奏を披露。大島中の生徒はソーラン節で盛り上げた。
 マグロのかぶと焼きや海鮮丼を買った大崎市の会社員橋元泰志さん(61)は「大島に来るのは約20年ぶり。橋がつながり、来やすくなった」と満足していた。大島出身の主婦高橋絵美さん(30)=気仙沼市=は「島にこれだけ盛り上がる祭りは今までなかった」と喜んだ。
 祭りは開通機運を盛り上げようと、漁協青年部や観光協会、振興協議会など約20団体が実行委員会をつくり、昨年末から総出で準備してきた。実行委員長の小松博文さん(48)は「多くの人から大島を愛してもらっていることを実感できた。何より島民が喜んでくれたことがうれしい」と話した。


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2019年04月21日日曜日


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