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<羽生結弦>ユヅのカードゲット! 仙台市地下鉄・特典付き1日乗車券発売

手に入れた羽生選手の乗車券やポストカードを喜んで見せる親子=20日午前11時ごろ、仙台市青葉区の市地下鉄仙台駅

 フィギュアスケート男子で五輪連覇した羽生結弦選手(24)のポストカード付き地下鉄1日乗車券が20日、市地下鉄5駅で発売された。駅構内には早朝から整理券を求める長蛇の列ができ、乗車券を手に入れたファンは喜びを爆発させた。
 乗車券には、特典として羽生選手が仙台伝統の絹織物「仙台平(ひら)」を着たり、笑顔を見せたりする写真のポストカード3枚、ゆかりの地を紹介するミニ観光ガイドが付いた。
 市地下鉄仙台駅で2セット購入した石巻市の主婦武山光子さん(65)は「次女と親子で羽生選手ファンなのでうれしい。一つは自分用、もう一つは埼玉県に住む次女にプレゼントする」と満面の笑みを浮かべた。
 市交通局は直接販売分として1万3000セット(各1500円)を用意し、午前7時前から整理券を配布。午後5時までに約6000セットを販売したが、完売はしなかった。残りは抽選による通信販売分(各2500円)に回すという。
 本宮市の佐々木真由美さん(58)は経営する美容室を休んで駆け付けた。乗車券を手に「市内で羽生選手ゆかりの地を訪ねたい」と話した。にかほ市の高校2年渡辺里奈さん(17)は午前2時に自宅を出た。「けがを乗り越え、活躍する姿に励まされる」と語った。
 整理券の配布開始時点で仙台260人、泉中央200人、長町南150人、荒井130人、八木山動物公園駅80人が列をつくった。
 あえて郊外駅を選んだ人も。荒井駅で買った東北大3年辻優郁さん(20)は「遠いが、確実に入手できる」、長町南駅に並んだ五橋中2年山田那由さん(13)は「仙台駅より混んでいないと思った」と話した。
 乗車券は、発売前からインターネットのオークションサイトに「出品」され、高額で取引されていた。実際に発売されると、一気に実物の出品が相次いだ。若林区の運送業佐藤利雄さん(45)は「ファンの心理を悪用した金もうけは、絶対に許せない」と憤った。


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2019年04月21日日曜日


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